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現在、日本では5400万戸の住宅があり、そのうち600万戸が空家になっているようです。
ここ数年で解体にかかる費用は2〜3倍になっています。
それは、ゴミを捨てることへのコストが高騰しているからです。
ゴミを昔のように、無造作に色々な所に捨てたり、燃やしたりすると、著しく環境を汚染することがわかったからです。
地球温暖化につながる行為をなくすため、ゴミを正しく分別して処理するためにコストが多くかかるからです。
また、中国、インド、ロシアなどの経済が発展し、世界的に資源の需要が高まり、石油に始まり、あらゆる資源が
高騰しています。そのような現状においては、いかに今ある住まいを再生して、活用するかは大変重要な、
時代にあった仕事だと考えます。
また、木造住宅の構造が、プレカットという、コンピューターと機械で作られるようになって約20年。
それ以前は、全て大工さんたちが手作りをしていました。腕のいい大工は、木の性格をよく読み取って、
上手に柱と桁、梁の接合をするための技を生かして、しっかりとした構造を作っていました。
ただ、今ほど地震に対しての強度やシックハウスにつながるようなホルムアルデヒドに対しての配慮は
少なめでした。科学的な建材、接着剤なども多く使用されてまだ、30年くらいです。
そのような素材が現れて、とても便利に、安価になった部分と、科学的であることからくる人間や環境に
及ぼす悪影響などの問題も、同時に発生しています。
また、住宅の設備は、20年が耐久年度の限界で、時代に合わなく性能及び省エネ、効率も大変悪いものになってしまいます。
木造住宅を上手にメンテナンスして使えば、100年は使えます。
木は、時には鉄やコンクリートよりは強く長持ちし、呼吸しています。
日本人にとって、木で作った家は、本当に落ち着くのではないでしょうか。
そこで、現在の住まいを正しく診断して、今の住宅のいい所を取り入れ、もともとの構造を生かし、
新築で培った知識と技術力、設計・デザイン力を生かしたリフォームをさせて頂きたいと思います。
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